ボワールリフティングエステは身体外部より
低周波電流の刺激を与えることによって
筋肉に収縮運動を起こさせます。
これを衰えた筋肉に対し繰り返し行うと、
筋肉をトレーニングすることになり、筋肉の引っ張り
強度を高め、緊張性を保持させることにつながります。
また、ここでの刺激は電流量、周波数のそれぞれに
変化をもたせ、その組み合わせにより、タイプの
違う刺激を作り出し与えることによって、筋肉の
さまざまな反応を引き出すようになっています。
人体の肉付けとなる筋肉は76%~78%の水分と
残り22%~24%の固形分からなり、固形分の
大部分はタンパク質からできています。
筋肉の全量は体重の約半分を占めており、骨格と協同して
内臓を保護し人体に丸みのある輪郭をもたせている他
栄養分を貯える作用を持っています。
しかし、最も重要な役割は歩いたり立ったりする外面的な
運動や呼吸・消化・排泄などの内面的な運動があります。
こうした筋肉の運動は筋の収縮によっておこなわれます。
筋肉は関節をはさんで骨と骨とを連結していて、
収縮によって関節の運動をおこすものがあります。
一部に一端、または両端が皮膚に終わっている
ものがありこれを皮筋といいます。
顔面の種々の表情を現わす表情筋がその例です。
骨格筋も皮筋もともにある程度私たちの意志によって
その運動を支配することができるのでこれを
随意筋といいます。
またこれらの筋肉の構造を調べてみると細かい
横紋をもった筋線維の集まりからできているので
横紋筋とも呼ばれています。
人体には大小さまざまな400個以上ものこの種の
筋肉があり、筋肉系を形づくり骨格系と協同して
様々な運動を行っているのです。