embellirのボワールリフティングエステの効果を
知るには皮膚の構造が大きく関わってきます。
(1)皮膚の生理機能
皮膚は、身体に対して外的な刺激や障害から生体を
保護する大切な役割を持っています。
皮膚の表面積は成人で約1.6㎡を占め、
厚さは約1.4㎜、重さは体重の約16%に達します。
皮膚は人間の器官のうち一番大きな組織で、
内臓や身体の状態を映し出す鏡と呼ばれ、
皮膚の生理作用に影響を与えています。
主な生理作用には、保護作用、角化作用、
体温調整作用、感覚作用、吸収作用、分泌作用、
呼吸作用の7つの作用があります。
①保護作用
皮膚は、紫外線や微生物などの外部刺激、打撲や圧迫、
酸などの化学物質から保護し、免疫性を高めたり、
アレルギー反応を抑制しています。
②角化作用
皮膚には、基底細胞が細胞分裂で表層に移動し
角質層を形成する仕組みが備わっており、
保護機能を兼ねながら、約4週間の周期で新陳代謝
を繰り返しています。
③体温調整作用
皮膚は、寒くなると毛細血管が収縮し血流を減少させ、
熱の放射を減らします。
また、暑くなると毛細血管が拡張し血流が増え、
発汗の気化熱によって体温を調節しています。
④感覚作用
皮膚は、様々な感覚を知覚し認識するための受容器官で
神経系とつながっており、身体全体を覆う感覚器官でもあります。
外部刺激を受け電気信号が大脳皮膚に伝わり、触・温・冷・痛
圧などの感覚を完治し、認識・識別する働きがあり、外部刺激
に対するセンサーの役割を果たしています。
続きは次回へ…