坂戸のエステ「embellir」表皮の構造と機能②

2017/12/28
表皮の画像

前回に続き表皮の構造と機能についてお話したいと思います。

 

表皮は4つの層からなり、下から基底層、有棘層、顆粒層

角質層に分けられます。

 

3.顆粒層

2~3層の薄い層で中にケラトヒヤリン

(反射する水晶体の様なもの)の顆粒を含んでいます。

細胞の形は扁平または紡錘状であり、アルカリ性で

あるため、皮膚の重要な防御帯の役割をします。

 

4.透明層

手のひら、足の裏、皮膚の厚いところにだけある

特殊層です。

 

5.角質層

この層は、身体の最外部にあり、外界に接しているため、

皮膚の防護上、大切な働きをします。

角質層は薄い層が重なっている部分で、古くなった

細胞の表面から順にはがれていきます。

層の特徴は、基底層から新生した細胞が、

角化作用によって死んだ細胞となり、他の細胞よりも

細胞膜が厚いために、物理的な刺激、たとえば

障害や有害物質に対して抵抗力を持つと同時に

内部への侵入を防いでいます。

また、ケラチンというタンパク質でできているため

酸やアルカリなどの化学薬品に強く、寒冷、熱など

外部刺激から肌を保護しています。