坂戸のエステ「embellir」真皮の構造と機能

2017/12/29
皮膚の画像

真皮は皮膚の大部分を占め、ハリや弾力を司っています。

線維芽細胞、弾力線維、膠原線維などと

これをとりかこむ基質とからなっています。

また、汗腺、皮脂腺、毛細血管、リンパ管

神経組織、毛のうがあります。

真皮は、上層より乳頭層と網状層にわけられます。

 

真皮(上層)

1、乳頭層

乳頭層は、表皮と真皮が接触して、波形になっている

乳頭体とそのすぐ下の部分で、毛細血管が入り込み

表皮の栄養補給をするところであり皮膚につやを

与えるとともに、神経の終末器官でもあります。

 

2、網状層

網状層は結合組織(膠原線維、弾力線維など)

から成っています。

これらの主成分はコラーゲン、エラスチンなどの

タンパク質であり、皮膚にハリ、弾力を与え

外界からのクッションや刺激に対して

保護する働きがあります。

 

皮下組織

真皮の下にあって、真皮から下降した線維によって

形成された網状組織、この中に脂肪を入れ

深部から真皮に至る血管及び神経の通路となり、

クッションの役目をし、皮膚にハリを与えています。

皮下脂肪組織の発育状態はある程度、

栄養状態を判定します。