坂戸のエステ「embellir」口の筋肉を鍛え衰えを防ぐ

2018/01/19
女性の口もと

本日のニュースに次の様な記事がありました。

 

『先日、老化予防について、気になる研究結果が発表された。

東京大学高齢社会総合研究機構による研究で、

「口の衰えが死亡リスクを高める」ということが

明らかになった。



東京大学高齢社会総合研究機構・飯島勝矢教授

「特にささいな口の機能の衰えが複数積み重なると、

最終的には要介護になってしまったり亡くなってしまったり

って方が非常に多いということがわかってきました」

 

――果たしてそのワケとは?どうすれば口の衰えを

防ぐことができるだろうか?


    ◇


■要介護や死亡リスクにつながる「口の衰え」

 Q:口の衰えというのは、あまり意識しないが?

簡単に言うと、年をとると、かむ機能が衰えていくと

いうことだ。それは介護が必要になるリスクや死亡する

リスクにまでつながっていることがわかってきた。

ここでその研究結果を見ていこう。

 

調査は東京大学高齢社会総合研究機構によって行われた。

介護を必要としない状態の65歳以上、約2000人にまず、

この6項目のうち、いくつあてはまるかを調べた。

 

1:残っている歯が20本未満
2:かむ力が弱い
3:舌の力が弱い
4:舌を巧みに動かせない
5:硬い食品が食べづらい
6:むせやすい

 


このうち3つ以上あてはまる人は口の働きが衰えている、

衰えを感じている、ということになるのだが、

約4年間追跡調査をしたところ、死亡率を比べてみると、

口の衰えを感じていないグループを1とすると、

衰えを感じているグループは、2.09倍、死亡リスクが

高いことがわかった。

 

また、介護が必要になった割合では、口の衰えを感じている

グループは衰えを感じていないグループに比べて、2.35倍

リスクが高いという結果だった。差が明らかに出ているが、

なぜこのような結果が出たのだろうか?

調査をした東京大学の飯島教授に聞いた。

 

飯島教授「(口が)衰えてきますと、例えば硬い物を

避けるようになってくると、そうするとそしゃくの筋肉が

鍛えられずに、もっともっとかめなくなっていくと、

食事の偏りが出てきますと、全身の筋肉も少なくなって

くるだけではなく、色んな全体の身体機能の低下につながる」

 

■肉を食べることの重要性


また、飯島教授によると、特に口の働きが衰えている人には、

かみにくいという理由で、肉類などのかみ応えのある食品を

避けている人が多い傾向にあったという。

たしかに肉は歯でしっかりとかむ必要がある。

肉を食べることの重要性を飯島教授は次のように話している。

 

飯島教授「お肉を食べることによって、タンパク質をとれる

わけですけども、それが筋肉を維持していくことにつながり

ます。お肉とお魚にはそれぞれタンパク質はしっかり入って

いるわけですが、やはりそこにかみ応え、(肉は)しっかり

かんでいかなければならないということで、そしゃく能力も

維持されますし、積極的に盛り込んでいくことが重要」

 

■「普通」か「太ってる」人の方が長生きする傾向

 

お年寄りの中には、肉のかみ応えを嫌うだけでなく、

太ることやカロリーを気にして肉を食べるのを避けている人も

多いと思う。65歳以上の高齢者1048人の体格と生存率の

関係を8年間追跡調査したグラフでは、太い人に比べて赤い

線で示した“細い人”の生存率が低くなっていることがわかる。

 

痩せていると長生きしにくいということになる。それぞれの

人の状況もあるので一概には言えないが、中高年にとっては、

太っていることが生活習慣病など病気につながるので

気にした方がいいのはもちろんだ。

 

ただ、高齢者にとっては、「普通」か「太っている」人の方が

長生きしていることがわかる。

つまり“ちょい太”でも大丈夫、ということになる。

 

■むやみに肉を避けず、なんでも「バランスよく」

 

このことから見ても、太ることを気にしてむやみに肉を

避けるのではなく、なんでもバランスよく食べることを

心がけて欲しいと思う。楽しんでいろいろなモノを好き嫌い

せずに食べること。また、家族や友人とのおしゃべりも大切。

口をよく動かして、少しでも口の衰えを防ぐことが健康の

秘訣(ひけつ)だ。』

 

 

口の筋肉が衰えることで、ほうれい線が目立ち

たるみが出てきます。

ボワールリフティングエステコースでは

口の周りの筋肉も鍛えることができます。

併せて、好き嫌いなく色々な食事をとったり

おしゃべりをしたりして、口の衰えを防ぎ

いつまでも健康で若々しく生活したいですね。