明日は関東でも雪の予報が出ていますが、
お肌も雪のように透明感のある白いお肌を
維持したいですね。
今回は美白についてこんな記事を見つけました。
「美白」といえば、化粧品によるケアを思い浮かべますが、
できてしまったシミを薄くしたり、くすみを改善したり
するには、身体の内側からのケアも効果的です。
ここでは、美白ケアを助ける成分を豊富に含んだ
野菜や果物、飲み物などをご紹介するとともに、
それらの成分を一緒に摂取することができる簡単レシピや、
あわせて実践したい生活上のポイントなどについて
見ていきましょう。
●美白とは
美容記事や化粧品の表記などでよく目にする「美白」という
言葉ですが、「美白」とはどういう意味なのでしょうか。
辞書では、「肌の色を白く美しくすること」と説明されて
いますが、1990年代以降、美容やアンチエイジングへの
関心の高まりを受けて使われるようになりました。
●化粧品の「美白」効果とは
ちなみに、現在、化粧品に「美白」「ホワイトニング」
という言葉を使うには、以下のいずれかに該当している必要があります。
1.厚生労働省によって認められた美白有効成分が
配合されており、薬用化粧品(医薬部外品)として
承認されているもの(「メラニンの生成を抑え、
シミ・そばかすを防ぐ」または「日やけによるシミ・
そばかすを防ぐ」と明記されている)
2.メーキャップ効果により肌を白くみせる効果があるもの
これらは、これからできるシミを「予防」したり、
物理的に肌を白く見せるものです。
すでにできているシミを消したり、薄くしたり、
もともとの肌をそれ以上白くすることはできません。
できてしまったシミを改善するには、美白化粧品による
スキンケアやピーリングに加えて、肌のターンオーバーを
促す内側からのケアも大切です。
●ホメオスタシスと美白の関係
肌がターンオーバーをくりかえすように、身体の中でも
さまざまな細胞が日々生まれかわっています。
こうした活動に欠かせないのが、私たちが日々の
食事でとる栄養素です。
動物には、ホメオスタシス(恒常性維持機能)という機能が
備わっていて、外部環境・内部環境の変化にかかわらず、
身体を一定に保とうとする働きがあります。
たとえば、暑い日に汗をかいて体温を一定に
保とうとするのがホメオスタシスです。
このような機能を持った身体は、ダメージを受けた部分に
対して、そこに栄養を運んで修復を促すといった働きを
持っています。この修復能力が弱まってくるのが、
老化と言えるでしょう。
このメカニズムを日焼けと美白の観点で見ると、
紫外線を浴びてメラニンがたくさん作られるときに、
メラニンが作られる場所に対して還元作用を持つ成分や
代謝を促す成分が届くことが大切になります。
化粧品で美白成分を外から与えるのと同時に、体内からも
栄養を補うことで、よりその効果が期待できると言えます。
●美白成分を体内から補う
健康な肌を作るには、タンパク質やビタミン、脂質、糖質、
ミネラルなどをバランスよく摂取することが大切です。
特に、ストレスを感じているときや日焼け後などは
活性酸素が大量に発生するので、抗酸化成分を積極的に
摂るようにしましょう。
美白効果・抗酸化効果が期待できる成分には、
以下のようなものがあります。
<ビタミンC>
水溶性のビタミン。レモンやオレンジなどの柑橘類、
トマト、パプリカ、アセロラなどに含まれています。
メラニンを還元する作用があります。
<ビタミンE>
脂溶性のビタミン。抗酸化作用があるとともに、
血流を促し、肌の代謝を活発にしてくれます。
ナッツ類、アボカド、えごまなどに含まれています。
<β-カロテン>
体内でビタミンAに変化します。ニンジン、かぼちゃ、
ブロッコリーなどに多く含まれ、目や粘膜などの機能を
保つのに重要な成分です。
<L-システイン>
代謝を促し、メラニンの生成を抑制し、皮膚に沈着した
メラニンの排出を助けます。大豆、小麦胚芽、蜂蜜などに
含まれています。
<リコピン>
活性酸素を除去する作用や、抗酸化力にすぐれた成分。
トマトやスイカに多く含まれています。
<アスタキサンチン>
サーモンやエビ、カニ、いくらなどに多く含まれる成分。
すぐれた抗酸化作用があり、メラニン抑制の効果もあります。
<エラグ酸>
黄色色素のポリフェノールで、ざくろやベリー系の果物に
多く含まれています。抗酸化力が高く、メラニン抑制効果も
あります。
食事でなかなか美肌成分を摂取できないという場合は、
サプリメントで摂るのもおすすめです。
ただし、ビタミンC、ビタミンE、L-システインなど身体に
蓄積しておけない成分もあるので、サプリメントで摂る場合は
1日2~3回に分けて摂取するとよいでしょう。
また、摂り過ぎに注意が必要なものもあるので、
摂取の目安を参考にしてください。